ただいまスタッフですが元派遣の営業だった私が「職場見学」のアレコレ教えます!
昨年の9月(まさに本日)に会社を退職して、北九州の地に引っ越してきました。
しばらくは失業保険をもらいながら家を片付けつつ、ゆっくり仕事を探そうと思っていたのですが・・・。
たまたま興味本位で立ち上げた求人サイトで、家から徒歩圏内の派遣の仕事が2つ出ていて、こういうチャンスは見逃しちゃいけないと、とりあえず2つとも応募。
・・・というのも、土地勘のない地で働きに出るとなると、通勤だけでも結構なストレスが掛かるのではないかと思っていたからです。

でも、ともみんさんは50代での就活の厳しさも知ってたんだよね
そうなんです。実は元派遣の営業! そんな私だからこそ分かることもあって・・・。
応募はしたものの、就職活動自体は3か月~半年くらいは掛かるものと高を括っていたのです。
予想を裏切る展開で、まさかの一発決定!
そんな私の就職活動でしたが、予想は良い意味で大きく裏切られました。
北九州に来て初めての職場見学ですんなり決まってしまい、引越しの荷ほどきもほどほどに、お仕事をスタートする運びとなったのです。
この記事では、50代で就職活動中の方に向けて、派遣のお仕事や「職場見学」に関するアレコレを。元派遣営業で現在は派遣スタッフをしている私がご紹介をしていきますね!
AIジェミニが教える!「職場見学」って何をするの?
私が応募したのは派遣のお仕事でした。派遣が初めてという方は、戸惑われる方も多くいらっしゃると思うので、流れをここでお伝えしますね。
気になる求人を見つけたら応募ボタンをポチッとクリック。
派遣会社から電話やメールが来て、希望条件の確認や登録の案内があります。
社内選考を通過したら、派遣会社の営業担当を通じて職場見学の日程を決めます。

いざ、職場見学(面談)へ! いってらっしゃい♪
社内選考があります!そのあと職場見学へ
営業は、就業先からの依頼を受け、候補者を選定します。応募をしてきた人もいれば、お声を掛ける場合もあります。(いわゆる社内選考というやつです)
ルールとして1人の応募に対して何人も紹介することは出来ないし、同じポジションが他の派遣会社と競合になっている場合もあります。この場合、同じ日に職場見学が設定されている場合もあるので、入口で鉢合わせに!?なんてことも結構あったりします(-_-;)
職場見学が面接でなく面談である本当の意味

職場見学は「面接」ではなくて「面談」をする場になるんですよ。

「面談」と「面接」?! ともみんさん、似てるけど何が違うの?
「面談」と「面接」って、ほんと似てるけど、一体どう違うんでしょうね。スマジェミに分かりやすくリストにしてもらいました!
目的の違い
- 面談:お互いの情報交換を行い、ミスマッチを防ぐための場
- 面接:企業側が応募者の合否を判断し、採用・不採用を決めるための場
主導権・関係性の違い
- 面談:企業と応募者が対等な立場で話し合う場(派遣における職場見学など)
- 面接:企業側が選考する優位な立場で、応募者が自分をアピールする場
質問内容の範囲
- 面談:業務内容の確認やスキルのすり合わせが中心(年齢や住所など個人の選考に関わる情報の取得は原則NG)
- 面接:志望動機、経歴、人柄、個人情報など、採用判断に必要なあらゆる項目を深く質問される
合否決定の仕組み
- 面談:その場で合否が言い渡されることはなく、後日お互いの意思を確認して決定する
- 面接:面接官(企業)の評価によって採用か不採用かが直接決定される

この違いを分かっていると、当日は緊張せずに挑めますよ
「職場見学」は「職場見学」という名のお見合いです!
職場見学が面接ではなくて面談である理由は労働者派遣法という法律によって、派遣先企業が労働者を直接「選考・特定すること」が原則として禁止されているからです。
ですが簡単に言ってしまえば雇い主が、派遣先ではなくて派遣元(派遣会社)であるため、派遣先で採用面接をするのは、おかしな話です。
それよりも「ミスマッチを防ぐ相互確認の場」として、私はスタッフさんに「お見合い」のようなものですよと説明していました。

ともみんさんがアドバイスしてたこともあるんでしょ?
労働者派遣法のルールがあるからこそ、職場見学はあくまで「お互いのミスマッチを防ぐための相互確認の場」となります。 企業側が「この人がいい!」と一方的に選ぶことはできませんし、私たちスタッフ側にとっても「本当にこの職場で安心して働けるか」をしっかりと見極める大切な機会です。
面接だと思って「よく見せなきゃいけない」とガチガチになってしまうと、本来の良さが伝わらなくなってしまいますよね。 でも、「お見合い」だと思うと、不思議と心の余裕が生まれて自然な笑顔や表情が出せるようになります。
面談と面接の違いをきちんと理解しているだけで、当日の立ち振る舞いが大きく変わり、結果として自分自身の魅力がしっかりと相手に伝わりやすくなりますよ(≧▽≦)
元営業が思う「職場見学」3つのポイント

せっかくなので現場のリアルな温度感をお伝えしますね。
【注意事項】 本記事でご紹介した内容は、あくまで筆者の元派遣営業としての経験や個人的な主観に基づくものです。派遣会社や就業先企業、地域、時代背景などによって実際の対応やルールは異なる場合がありますので、実際の職場見学に臨む際は、ご登録されている派遣会社の担当営業の指示やアドバイスを最優先にして進めてくださいね。
① メモを取るだけで誠実さと一生懸命さが伝わる
職場見学(面談)のときに、ぜひ持って行ってほしいのが「メモ帳とペン」です。
これ、本当にすごく大事です! メモをサッと出すだけで、「この人、話をしっかり聞いてくれそうだな」「仕事に対して真面目に向き合ってくれそうだな」という誠実さと一生懸命さが、企業側にめちゃくちゃ伝わります。傍で見てきて本当にそう思いました。
全部を完璧に書き留める必要はなくて、「お仕事のスケジュール」や「用意するもの」など、大切なポイントをサッとメモするその姿勢だけで好印象間違いなしです。
②「明日から働く自分」をイメージして質問をする
面談の最後によく「何か質問はありますか?」と聞かれますが、ここで何も質問しないのはもったいないです!
自分が明日から実際にその職場で働く姿をイメージして、気になったことは素直に聞いてみましょう。 ちなみに、これまで多くの女性スタッフさんたちから出てきたリアルな質問で多かったのは、こんな内容です。
- 「お昼休みに一度家に帰ってもいいですか?」
- 「制服は自宅から着ていっても大丈夫ですか?」
こういう「働くうえで本当に知りたいこと」を聞いてもらうと、企業側も「あ、ちゃんとここで働くイメージをしてくれているんだな」と安心してくれます。
③意外と悩む服装は「オフィスカジュアル」が自然で安心
年齢を重ねてくると、リクルートスーツはなんだかしっくりこないし……かといって、昔のスーツを無理に引っ張り出してきたら、肩パットが入っていて時代遅れだったり、今の体型と合っていなくてぎこちなく見えたりしてしまいますよね。
そんなときは、無理にスーツを着る必要はありません! スカートにブラウス、そこにカーディガンやジャケットを軽く羽織るような「オフィスカジュアル」を意識するのがとても自然です。
自分自身も着心地が良くてリラックスできますし、清潔感もあって職場にスッとなじみやすいのでおすすめです。(ジャケットは必須とする営業さんも中にはいらっしゃいます)
元派遣営業のリアルな本音
ここで、ちょこっとだけ元派遣営業としての裏話を……。
NGな質問をされたときのスマートなかわし方
本当は、労働者派遣法のルール上、派遣先企業から「ご自宅はどちらですか?」といった個人情報を質問するのはNGとされています。
とはいえ、実際の現場では、和やかなアイスブレイクの流れで企業の方がうっかり聞いてしまうこともゼロではありません。
そんなときに、法律を盾にして「個人情報なので答える義務はありません」と頑なにキッパリ突っぱねてしまうと……現場の雰囲気が凍りついてしまいますし、同席している派遣会社の営業もフォローしにくくなって、「ちょっと扱いにくい人だな」という印象を与えてしまうことも。
ルールはルールとして頭に入れつつも、そこはあまりカチコチにならず、「〇〇市あたりから通う予定です」などと笑顔でサラッとかわしてあげるくらいの余裕があると、人間関係もうまくいくし、営業も心の中で「お姉さん、ありがとう……!」と感謝しちゃいます(笑)。
背伸びは禁物!「できないことはできない」と正直に伝える勇気
職場見学(面談)のとき、「よく見せよう」と思ってついつい背伸びした発言をしてしまう方がいます💦
でも、ここで無理をして「できます!」と言ってしまうと、実際にお仕事を始めたときに、苦しくなってしまうのは自分自身です。
だからこそ、できないことは「できない」と素直に伝えてもらって大丈夫。
どうしても直接言うのが恥ずかしい、言い出しにくい……というときは、事前に派遣会社の営業にこっそり打ち明けてくれれば、営業がうまくフォローできるように立ち回ってくれますよ。
派遣先も「お互い様」の気持ちで見守ってくれています
企業側も、最初から完璧な人を求めているわけではありません。ある程度は「こういうところはサポートが必要だな」と想定して、フォロー体制を整えてくれていることが多いです。
ただ、事前に何も聞いていないと、現場も急な対応が難しくなって困ってしまうのも事実。
だからこそ、何かマイナスな条件や不安なことをお伝えするときは、「必ずプラスになること(代わりの強みや姿勢)をセットにして伝える」のが成功のポイントです!
- 例①:「パソコンはそこまで得意なほうではないですが、数字の入力スピードや正確さには自信があります!」
- 例②:「子供のお迎えがあって16時までの時短勤務になりますが、夫が土曜日はお休みなので土曜出勤は対応可能です!」
こんなふうに、「できないこと」だけで終わらせず、「代わりにこういう形で頑張ります!」という前向きな姿勢を添えてもらえると、企業側も安心して「一緒に働こう!」と思ってもらいやすいです!
おわりに:気負わず「あなたらしい」一歩で!
私も、就職活動には苦労した一人です。

派遣の営業(キャリアサポーター)をしていたときに、同じ世代の働く女性(スタッフさん)の話をたくさん聞いてきました。
派遣スタッフとして働く理由、というのも人それぞれです。
人によって大切にしていることが違うから、それは当然のこと。
人も、お仕事も「ご縁」があると私は思っていますので、もし「職場見学」の切符を手にした方がこの記事を読んで下さっていたなら、最後にぜひもう一つのアドバイスを!
この記事内でもお伝えしましたが、競合がいて、1つの椅子を取り合っているケースも少なくありません。そうすると会社どおしの優劣になります。これはスタッフさんにはどうしようもないことです。
ぜひ担当した営業さんに、次の機会があるとしたら「こういうポイントで仕事を探しています」とアピールしておいてください。チャンスは、その「ご縁」から回ってくることがありますよ。
よろしければ、あなたの強みを一緒に探してみませんか? いつでも声を掛けてくださいね。
