【私の終の棲家づくり(北九州)】Vol.3:北九州という町は

てんとう虫がみつめる北九州の町
tomomo

都会育ちの私と北九州

移住してきた北九州という町は、かつては人口100万人を超え、日本の高度経済成長を鉄の街・新日鉄とともに力強く支えてきました。
しかし時代の流れとともに人口は減少へと向かい、大きな節目を迎えるなど、数字だけを切り取れば厳しい現実があるのも確かです。

長年、都会の暮らしに慣れていた私にとって、「本当にこの街でやっていけるだろうか」「後悔することはないだろうか」と、最初は少し慎重になっていました。

そこで本格的に移住を考え始めてから何度となく足を運び、お試しお泊りもしてみたのです。
夜があまりにも静かなことに驚き、人っ子ひとりいない。こんなに静かなところで暮らせるだろうかと少し心配になりました。

tomomo
tomomo

そのときはテレビも何もなくて…怖いくらい静かだったよね

旧スペースワールド跡地で見た、もう一つの北九州

正直に言えば、18歳から20歳まで暮らした町は、もともと好きではなかった町です。それでも終の棲家と選んだ町。なんとか好きにならなくちゃと思っていました。

ジェミ二
ジェミ二

ジェミニ知ってるよ。ともみんさん北九州を気に入っちゃうんだよ

お試し滞在のときに近くにあるアウトレットモールに足を運んでみました。もともとスペースワールドがあった場所です。
驚いたことに、そこは都会と変わらない魅力的なショップが立ち並び、夜の静けさとは想像もつかないほど、どこからともなくたくさんの人々が集まっていました。

そのたくさんの人を眺めながら、私の知らないもう一つの北九州を見た気がしたのです。寂びれた商店街や街並みを目の当たりにしていたので、こんなに活気のある場所が近くにあるのなら大丈夫かもしれないと、そのとき少しホッとしたのを今でも覚えています。

そして私は北九州に移住をしてきました…

tomomo
tomomo

そもそもアウトレットモールに歩いていけるなんて贅沢よね!

データで見る北九州

北九州市の人口推移

  • 1963年(5市合併時):約103万人
  • 1979年(ピーク時):約106万8千人
  • 2005年:100万人を下回る
  • 2026年現在:約89万人

このように、ピーク時から20万人ほど人口が減少しているのが北九州の現状です。数字だけ見れば確かに「衰退している街」に見えるかもしれません。

tomomo
tomomo

ねぇジェミニ、私の住んでた頃(1988年)ってどうだった?

1988年頃の北九州

スマジェミ
スマジェミ

スマジェミがお答えしますね。1988年頃の北九州は、まさに…

今から約40年前の1988年。 当時の北九州市は人口100万人を超え、旧八幡製鐵所の跡地に「スペースワールド」の建設が決まるなど、街全体が次の時代へ向けて熱気に包まれていた時期でした。

1. 人口の「ピーク直後」の熱気があった時代

  • 北九州市の人口ピークは1979年(約106万8千人)ですが、1988年当時はまだ約103万人を維持していて、100万人都市としての活気がまだまだ溢れていた時代でした。

2. スペースワールド前夜のワクワク感

  • 1988年といえば、まさに旧八幡製鐵所の遊休地に「スペースワールド」を建設することが決定・発表された頃(開業は1990年)です!街が新しい未来へ向かってガラリと生まれ変わろうとしていた象徴的な時期でした。

3. 鉄の街からの脱却と「グリーンシティ」への歩み

公害を克服し、1988年には国連環境計画(UNEP)の「グローバル500賞」を受賞するなど、街の「綺麗さ」や「緑の多さ」への取り組みが世界的に認められ始めた年でもあります。

tomomo
tomomo

過去と現在を知る私は、北九州の町の変化を肌で感じやすいのかもね

そういえば「スペースワールドができるぞ!」と街中がワクワクした熱気に包まれていた頃。バイト先の仲間たちが「コンパニオンになる!」と応募していったものの、後日「コスチュームが個性的すぎてちょっと…」とゾロゾロ戻ってきたのは、今でも思い出すとクスッと笑ってしまう懐かしい思い出です(笑)。

そして今の北九州と私

私が移住してきたこの町は、緑豊かで本当に綺麗な町だと思っています。
地域の方々の努力のおかげか、ポイ捨てされたゴミを目にすることもほとんどありません。
グリーンシティへの取り組みがあってこそなのですね!

道端の花やテントウムシにふと足を止めて写真を撮ってしまうなんて、これまでの私にはなかった変化です。

お散歩中のてんとう虫
お散歩中のてんとう虫

アウトレットのすぐそばに佇む「東田第一高炉跡」。 何度レンズを向けてもその圧倒的な迫力にはいつも息をのまされます。

そのすぐ近くの「いのちのたび博物館」は、亡くなった叔母が小さかった息子の手を引いて、何度も連れて行ってくれた思い出いっぱいの恐竜博物館です。

そしてふと見上げれば、美しい皿倉の山並み。 実は「日本新三大夜景」にも選ばれている、自慢の夜景スポットでもあります。

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懐かしい思い出と、今の心地よい暮らしが重なるこの街で、私は日々を過ごしています。

データで見る!北九州市が「住みやすい」理由

ここまでは私個人の感想ですが、客観的なデータで見ても北九州は魅力的な町です。 宝島社が発行する月刊誌『田舎暮らしの本』の「移住したい街ランキング」では、「50歳から住みたい地方部門」や「シニア世代が住みたい大都市部門」などで、見事全国第1位に選ばれた実績があります。選ばれた主な理由がこちらです♪

  • 医療施設や商業施設が充実した大都市でありながら、海や山などの自然が近い。
  • 子育てや移住・定住への手厚いサポート体制。
  • 高齢者も暮らしやすいコンパクトな都市構造。

データ上の魅力はもちろんですが、実際に暮らしてみると、それ以上に「人の温かさや街の心地よさ」を実感する毎日です。

移住やこれからの暮らしを考えている方に、この北九州の魅力が少しでも届いたら嬉しいです。

tomomo
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キャリアコンサルタント/AI共生ライフブロガー
キャリアコンサルタントとして活動する傍ら、50代から始めたAIと共生する一歩進んだライフスタイルを綴っています。
日々の気づきや地域の心地よい暮らし、AIとの楽しいやり取りを軽やかにお届けします。

(運営者:なかむら ともみ)
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